北砂五丁目団地,大島五丁目第二アパート,大島六丁目団地(2020/08/10)
仙台堀川公園を出て、丸八通りを北へずっと歩いて行き丸八橋南詰交差点を左に曲がると北砂五丁目団地が見えてきました。
北砂五丁目団地の案内図です。正面から写真を撮ると反射で自分が写りこんでしまうので中途半端な角度になってます。
中央に作られた広場をアパートが壁のように取り囲むような棟の配置になっています。道路を挟んだ北側にも小中学校と9,10号棟が配置されています。団地内に入り、そのまま7号棟に入ります。ベランダの凹凸が際立っています。
エレベーターに乗って最上階の14階に昇ります。偶数階にしか降りることが出来ない理由は後に書こうと思います。
R階のボタンは押しても反応しませんでした。
道路側から7号棟の側面を撮ったものです。見た目だけだとツインコリダー型のようにも見えますが、よく見ると中央の廊下から左右に分岐した階段が伸びています。エレベーターが偶数階にしか停まらないことの答え合わせです。
向かい合う2つの棟の間の空間に半階ずつ下がった共用の廊下が作られています。そこから棟に向かって半階上がる階段と半階下がる階段が伸びている特異な設計です。この形はスキップセンターコリダー型というそうです。
左下の部屋番号の案内を見ると14階の番号と13階の番号が同じ階にあることが分かります。上下に分岐する階段の先にはそれぞれ2つずつ部屋があります。どうでもいいですが、下の階の左側の部屋だけ何故か表札が新しいものになっています。最上階から吹き抜けを覗いてみます。当然ですが全階が同じ仕様になっています。自転車置き場です。これは各階に作られていて、廊下を挟んだ反対側の棟にはエレベーターホールがあります。まずは廊下の北端からの眺めを見ます。金網フェンスがあるのでうまいことレンズを近づけて向こう側を撮ったものが2枚目です。
道路を挟んだ先の9,10号棟とスカイツリーがよく見えています。更に奥に緑色のアパートが見えていますが、これはこの後に紹介する大島六丁目団地のものです。そこから連なる7,6,5号棟の廊下を順に歩いていきます。上に挙げた廊下の写真の一番奥にも映っていましたが、これは7号棟側から見た6号棟との境目の扉です。貼り紙にも書いてありますがハトの侵入を防止する扉だそうです。
外壁の塗装を塗り替えた際にこの扉も取り換えたのか(もしくは新しく設置されたのかで)新しめのものになっています。扉を抜けた先は6号棟ですが、ここは7号棟のようなスキップセンターコリダー型ではなくありふれた片面の廊下になっています。7号棟では降りることが出来ない奇数階にも6号棟では降りることが出来ますがもちろん棟の移動は出来ません。ただエレベーターホールが広々としているだけです。実はこの日の踏査の時点ではブログに記事を上げるという考えは全く無く、ただただ何も考えず写真を撮っていただけでした。この写真に写っている青い8号棟の1階もこの団地の見どころの一つなのですが、そこの写真は一枚も撮らずに次の場所に移動してしまいました。
この写真は先ほどの6号棟と対角の場所にある2号棟から撮ったものです。記事用の写真を撮りに再び踏査をしに行くことも考えましたが、そのせいで記事の更新が滞ってしまっていたので諦めて手元にある分の写真だけで記事を書いています。1号棟の前には一段上に造られた広場があります。そこから登って8号棟に入りました。
ちなみに今は8号棟が唯一青い塗装をされている棟になっていますが、数年前に塗装の工事がされる前は逆に8号棟以外の棟が全て青い塗装をされていたそうです。十数年後に再びするであろう塗装工事の際にはまた色が逆転するのかが見どころです。もしかしたらその頃には取り壊されているかもしれませんが。
その広場と繋がっている入り口から直接8号棟の2階に入りました。1階部分には先ほどの一段上がった広場の1階部分と繋がる商店街があり、駄菓子屋やゲームセンターがありますが残念ながらそこでの写真を撮っていません。
他のサイトを調べれば写真が出てくるのでそちらを要チェックです。これは8号棟の前にある団地の北側(9,10号棟と小中学校)と南側を繋ぐ歩道橋前の広場です。例によって写真が不親切すぎますがこの白い建造物のちょうど反対側に歩道橋があります。
右上の隅に映り込んでしまっているのは恐らくカメラの首掛けか何かだと思います。
歩道橋の反対側から8号棟を見ます。歩道橋は直接9号棟に繋がっているのでそのまま中に入ります。廊下の両端にはベンチが置かれていました。ここは陽が当たりますが廊下は陽があまり当たらないので暗いです。
後で航空写真を見てみたら最上階の廊下の端にもベンチが置かれていました。他の階と違って屋根がないようなので行っておきたかったです。中央からツインコリダーを見上げます。棟の外側の塗装は他の棟と同じく茶色のグラデーションでしたが内側の塗装は緑色のものになっています。10号棟は片面廊下型になっています。10号棟のすぐ裏には小名木川が流れています。
この橋を降りて左に曲がると大島四丁目団地がありますが今回は時間の都合上で寄れませんでした。右に曲がって大島六丁目団地へ向かいます。ちょうど10号棟の対岸に大島五丁目第二アパートがあります。わりと広いみたいですがあまり深掘りはせずに大島駅の方へ向かいます。新大橋通りに出たところで大島六丁目団地の全様が見えてきました。団地内に入るとまずとても大きな広場があります。
この団地は駅前すぐということもあってとても賑やかでした。ここでも写真を全然撮っていないので伝えにくいのですが、住民たちがかなり多国籍だった印象があります。広場を歩いていても聞こえる言語は様々です。
この文章だけだと団地にありがちな印象から中国人が多いのかなと伝わってしまいそうですが、実際はインド系らしき人たちがとても多いです。広場で遊ぶインド系らしき子供たちの公用語は英語でした。もちろん日本人の方々もたくさんいます。文章だけだと少しわかりづらいので棟の号数を書き込んでおいた航空写真を挙げたうえで説明をします。
1,4号棟だけ何故か11階建てでその他の棟は全て14階建てです。また一番北側にある7号棟のみ(恐らく日照の関係上で)片面廊下型で、その他全ての棟が吹き抜けのないツインコリダー型です。6号棟のみ他の棟と比べて二倍の長さ(実質的に2棟が縦に連結して1棟になっている)になっています。
5号棟の向かいの2棟のアパートはURの大島三丁目団地、6号棟の向かいの3棟のアパートは都営大島六丁目アパートです。この団地はURなので後者のアパートとは同じ大島六丁目の物件でも運営母体が異なります。1号棟に入りました。最上階の11階の廊下です。外側の階段から正面の2号棟を見ます。全く見えていませんが1階にはサイゼリヤがあります。全然見えませんがかなり繁盛していました。上から撮った方がよかったような気がしますが、外側の階段はとても急です。5号棟にも入ってみましたが1号棟と内装が少し異なっていました。
やはりインド系の方々がこの団地には多いのかユダヤ人には怒られそうな幸運のシンボルを玄関に飾っている住民もいました。大島駅側からの写真です。この写真にはちらっと2号棟1階のサイゼリヤが写っています。
ここではこれくらいしか写真を撮っていませんでした。次の記事ではここから錦糸町駅に移動した後に向かったところを紹介します。