日ノ出町団地・コーシャハイム北千住(2020/08/15)

前回の記事の白鬚東アパート(白鬚防災団地)を一通り見まわった後は、鐘ヶ淵駅から東武伊勢崎線に乗って北千住駅に行きました。この日の最後に向かったのは北千住駅からほど近いところにある日ノ出町団地です。駅の東口を出て、北へ道なりに進むとすぐに団地が見えてきます。

団地の航空写真に棟の号数を載せておきました。南側に連なるマンションがJKKのコーシャハイム北千住で、その北側にあるマンションがURの日ノ出町団地です。コーシャハイム北千住の入り口です。
オートロックがかかっているため、棟の中に入ることはできませんでした。日ノ出町団地の入り口です。
全部で4つの棟があり、駅に一番近く団地の入り口となっている棟が1号棟です。1号棟の真下の通路をくぐります。
団地内の通路は綺麗に整備されていますが、下駄履き住宅となっていたであろう1号棟の1階部分はシャッターで閉ざされており、寂れた雰囲気があります。1号棟に入ります。11階建てで、エレベーターは2基ありそれぞれが偶・奇数階に停まるものとなっています。11階の廊下です。1階と各階のエレベーターホールは綺麗にリフォームされていますが、廊下部分は1968年に建造されたままの古い外装のままとなっています。1号棟から南側を望めば北千住駅方面のビル群を、北側を望めば荒川と鉄道の架橋を見ることができます。また、この団地ではエレベーターのR階のボタンを押すことができ、階段でもR階に昇ることができます。
この団地の全ての棟にベランダが無く、物干し用の共用エリアとして住人にのみ屋上部分を解放しているようです。
しかし、この日は昼下がりに日ノ出町団地に訪問しましたが、あまりこの共用スペースが使われているような様子は窺えませんでした。
恐らく、住民は部屋の窓から洗濯物を干すか部屋干しをしているのでしょう。実際、この団地内を歩いてみて団地の窓から物干しをしている部屋がいくつも窺えました。1階ではなく、何故か2階と3階のエレベーターホールに台車が置かれていました。エレベーターがそれぞれ隔階にしか停まらないために、それぞれが偶・奇数階専用のものとなっています。1号棟を出て、次は2号棟へと入ります。2号棟には団地の集会所が設置されています。1階のエレベーターホールです。まずは最上階である11階に向かいます。2号棟11階の廊下です。2号棟R階のエレベーターホールです。施錠がされているため、屋上部分へは入ることができませんでした。道路側から見た2号棟です。ベランダが無く、エアコンの室外機がむき出しになっています。次は3号棟へ向かいます。
3号棟も11階建てで、この団地では唯一のツインコリダーとなっています。3号棟の団地側の入口です。
1階部分には足立区総合ボランティアセンターがあります。1階部分はとても綺麗にリフォームされています。
エレベーターはこの棟も2基ずつが隔階にしか停まれない仕様となっています。
3号棟11階の廊下です。
他の棟の廊下はたくさんの小窓があり、半分室内のような廊下となっていますが、この棟は柵のみで小窓がない廊下となっています。
また、屋上で物干しがされている様子を窺うことができます。航空写真からも屋上のとても広い共用スペースを見ることができます。R階です。
この棟もきちんと施錠がされていたため入ることができませんでした。最後に4号棟へ向かいます。4号棟のみ11階建てではなく7階建てとなっています。7階の廊下です。4号棟のR階です。
当たり前ですが、注意書きの通りきちんと施錠がされており屋上には行けませんでした。4号棟の最上階から見た1・2号棟です。
下には団地内の緑地広場が見えます。4号棟から降り、緑地側から見た2号棟です。緑地側から見た2号棟の向かいの4号棟です。